長野で木の家を建てたい人のためのブログ

注文住宅で自然素材希望の方必見!漆喰と珪藻土のメリットとは?


こんにちは。
木の家を建てたい人のための相談室
田中慎也です。 

「住宅に自然素材を使ってみたいけどどんなものがいいんだろう。」
「珪藻や漆喰をつかってみたいけどメリットが知りたい。」
最近、壁材に珪藻と漆喰が使う方が増えていることご存知ですか?
注文住宅に自然素材を使ってみたい方は、珪藻や漆喰はいかがでしょうか。
今回はお子さんがいる方にも検討してほしい珪藻と漆喰のメリットについて解説していきます。

□珪藻と漆喰とは
まず珪藻と漆喰とはどんなものか順にみていきます。
*珪藻
珪藻とは藻類を粉末にして土や泥と一緒に混ぜたものになります。
藻類と一緒に混ぜるものは企業によって異なるので注意が必要です。
壁材として用いる場合には、珪藻だけでは壁にくっつかないため、漆喰を50%程度混ぜることがおすすめです。

*漆喰
この素材は石灰石を用いたものになります。
珪藻と違って石灰石という共通の素材を用いているため、素材の違いは生じません。
また、同じ漆喰でも化学合成でできたものと自然合成でできたものがあります。

□珪藻と漆喰のメリット
ここからは、珪藻と漆喰のメリットについてみていきましょう。
*調湿できる
一番の特徴は部屋の湿度に応じて湿気を調節してくれることです。
珪藻にある無数の小さな穴によって調節を可能にしています。
また、調節する湿度も、人間にとって快適な40%から60%の湿度を保ってくれるのでとても便利です。

*脱臭や消臭をする
珪藻と漆喰は湿気を吸収すると同時に、脱臭や消臭もしてくれます。
臭いのもとは小さな分子でできているので、その分子を珪と漆喰の小さな穴で吸収するというわけです。
湿気を放出する際に臭いの分子も一緒に放出されますが、人間にはわからないほどのスピードで伝わるので臭いが漏れる心配はありません。

*色が豊富
珪藻の場合に限りますが、素材にたくさんの色があります。
漆喰は白っぽい色に限られていますが、珪藻は着色料を変えることでさまざまな色が表現できます。

*日や熱に強い
日や熱に強いこともメリットとして挙げられます。
七輪や断熱コンロに使われるほどに熱や火に強い造りになっています。

□まとめ
以上が珪藻と漆喰のメリットになります。
お子さんをお持ちの方であれば、湿気や臭いに気をつかう場面も多いのでおすすめの自然素材になります。
漆喰と珪藻を選ばれる際には調湿性などのメリットだけでなく、シミができやすいなどのデメリットにも注目してみてください。
今回の記事を参考にしてぜひ珪藻と漆喰を壁材に検討してみてください。

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