長野で木の家を建てたい人のためのブログ

天然木の良さとは?耐久性の面からご紹介

こんにちは!
長野で木の家を建てたい人のための相談室を
運営する田中慎也です。

 

環境への配慮から自然素材を用いた家づくりが再度見直されています。
新築を検討されている方の中にも、自然素材の家づくりを考えているという方も多いのではないでしょうか?

ですが実際のところ
「自然素材の家づくりでどういったメリットがあるのか不安」
「天然木を使用する耐久面での良さを知っておきたい」
とお考えの方も多いかもしれません。

今回は、天然木を使用する耐久面での良さを3つのポイントからご紹介していきます。

 

□耐久性の面から見た天然木の良さとは?

耐久面から見た天然木の良さにはどういったものがあるのでしょうか?
3つのポイントに分けてご紹介していきます。

*軽くて丈夫!時間が経てばたつほど強くなる

天然木の耐久性に関して、
「コンクリート造の住宅よりも弱そう」
と不安に感じている方も多いのではないのでしょうか?

実は、そうではありません。
天然木の耐久性は実際、コンクリートよりも高い性能を誇っています。
同じ重量で比較した場合、天然木は鉄の約4倍の引張り強度を誇っており、コンクリートの約6倍大きな力で圧縮されても耐えることができるのです。

また、鉄に比べると軽くなっているので、地震が発生した際に住宅にかかる負担が小さくなっており、鉄やコンクリートと比べても高い耐久性を誇っています。
また、天然木には、時間が経てばたつほど強度が増していくという性質があります。
日本建築では欠かすことができない天然木「ひのき」では、200年という時を経て、約30%も強くなるということがわかっています。

 

*集成材にはない耐湿性と強度

大量生産型の住宅で多く用いられている集成材は、ほとんどのハウスメーカーに使用されています。

この集成材は、量産に適していて、加工途中での変形が少ないことから多く用いられていますが、湿度に弱く、年々強度が低下していく特徴があります。
ですので、耐久性の高い住宅を希望する場合は、天然木を使用する方が効果的です。
天然木は集成材にはない高い耐久性と耐湿性が備わっています。

 

*燃えにくい性質で火事場に強い

木材というと
「燃えやすいのでは?」
と感じる方も多いのではないでしょうか?
しかし、大きな表面を持つ天然木の木材は燃えにくい性質を持ちます。
表面に火がついても、表層に炭化層ができ、これが断熱層の役割を果たすため、火の進行が抑えられるという特徴があるのです。

また、天然木と鉄とを比べた場合、大きく変形するのにかかる時間が、天然木の方が短く、避難の時間を確保しやすくなるという特徴があります。

 

 

□天然木の特性を生かして耐久性のある家を

今回は、天然木を使用する耐久面での良さを3つのポイントからご紹介しました。
天然木を用いることで、一般的な住宅よりも高い耐久性を実現することができます。
新築の際には、天然木を用いることも検討して見てはいかがでしょうか?

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