長野で木の家を建てたい人のためのブログ

木の家の良さとは?

こんにちは!
木の家を建てたい人のための相談室
田中慎也です。

 

建築家の中で、よく日本は木の文化、
ヨーロッパは石の文化と表現されるように、
古くから日本は木造建築が主流です。

現存する、世界最古の木造建築、
奈良の法隆寺は、1400年以上も前に建築されたものです。

その主な材料「ひのき」です。

ひのき等の無垢材は伐採されてから年々強度が増し、
200年でピークを迎えます。

その後、徐々に強度は下がっていき1400年たっても
伐採された時よりも、強度は高いというデータがあります。


※朝日選書262 日本人と木の文化(小原二郎著)より
「古材の強さ(ヒノキ)」を参考にして作成。強度は圧縮強度。

 

また、木は四季がはっきりした日本の気候風土に適しています。

木は適度の調湿効果があるため、湿気が多い時には湿気を吸収し
乾燥した時には、湿気を出してくれます。

これにより、室内の湿度を調整してくれる効果があります。

 

さらに、木にはフィトンチッドという成分があります。

香りに含まれる成分と言われていますが、
癒しの効果や、肝機能を高める効果があります。

「ひのき」や「ひば」などは特に強い香りがしますね。

また、消臭や脱臭、さらに殺菌、防腐の効果に優れています。

「ひのき風呂」などを思い浮かべていただければ想像がつくと思いますが、
腐りにくいので、お風呂にも使用できます。

お寿司屋さんのカウンターなどにも使用されていますよ。

 

 

このように、古くから木造建築は日本人に愛され、
信頼性も高いことから、今でも約8割の住宅が
木造で建てられています。

ぬくもりや癒し、安心、安全、健康を求めるなら
やはり木の家が適していると思います。

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