長野で木の家を建てたい人のためのブログ

工務店で家をつくるということ

こんにちは!
木の家を建てたい人のための相談室
田中慎也です。

 

 

今日のテーマは。

「工務店で家をつくるということ」

今回から3回にわたってお届けしたいと思います。

 

なぜ、工務店についてなのか?
それは、木の家を建てるには工務店が一番適しているからです。

工務店を簡単に説明すると、
地域に根差した住まいづくりが出来、単にモノとしての家を買うのではなく
家をつくりあげていく過程そのものを、思いっきり楽しむことができます。

多くの人が、一生に一度の家づくり。

家族で話し合い、時にはぶつかりながらも自分たちのたった一つの家づくりが出来る
のが工務店です。

実は、日本の戸建て住宅の約8割は工務店が建てています。

では、具体的に工務店で家を建てるメリットやデメリットをご紹介していきます。

 

1、地域の暮らしになじむ家ができる?

家は地域の気候風土、仕事や暮らしの影響で様々な形があります。

最近はやりのパッシブデザイン。
これは自然のエネルギーをうまく使って、なるべく機械的なものに頼らない
設計をしようというのが、パッシブデザインです。

これを一番わかっているのが、地域の工務店です。

例えば、夏の風はどの方向から吹くのか。
冬の気温はどのくらいになるのか。
雪はどのくらい積もるのかなど。

その地域に住んでいるからこそ、わかることがあります。
それを設計にいかせるのが、工務店です。

しかし、データに基づいた設計をするのが苦手な工務店が多いのも事実です。

例えば、断熱性能を数値で表すことができない。
光熱費のシュミレーションができない。
気密測定をしていない等。

根拠に基づいた説明ができないという話をよく聞きます。

ですが、地域の気候風土もしっかりと把握し、データ的根拠も説明できる
スーパー工務店がいます。

こういった工務店に依頼すると、高性能な住宅をお手頃な価格で手に入れることができます。

 

2、住む人が主役になれる?

工務店の家は、基本的には自由設計です。
その方のご要望に合わせて、柔軟に家をつくることができます。

ですが、お客様の要望に柔軟に対応しているとデザインが定まらないといったデメリットもあります。
また、お客様の気に入ったテイストを見つけにくいということもあります。

ある程度、デザインの方向性が決まっている工務店の方が頼みやすいかもしれませんね。

 

3、地域コミュニティーとつながる豊かな暮らし?

高齢化社会と過疎化によって地域のコミュニティーが見直されています。

その地域に住まう人が助け合い、お互いの暮らしを守っていこうとするのが地域のコミュニティーです。
工務店は昔から、地域の便利屋という担いもありました。ちょっとした困りごとも工務店に相談すれば解決してくれるなんてこともあります。

そういった人間関係が心地いいと感じる方には、工務店が適しています。

しかし、それをわずらわしいと感じる方には適さないかもしれません。

PAGE TOP